13,200円 税込• 桜の枝自体は、お鍋に2分目くらいの量でした。 まず、様々な種類の桜の木から、その樹皮や芯材、小枝、花芽、緑葉、紅葉に至るまで染料にし、それぞれの染料は、材料をいつ採取するのか、どのように抽出するのか、どのタイミングで染めるのか、すぐなのか1週間後なのか等々・・・様々な可能性を探りながら気の遠くなるほどの時間を費やして日々答えを探し求めました。
15新しい枝は、黄色を含んだピンクです。
桜の落ち葉の場合定着がいいと聞きました。
自然に冷めるまで放置して、よくすすぎ干してください。
桜染めを持ち歩こう ほんわりピンク色の桜染め商品をご紹介いたします。
そんな想いを込めて、20年以上前からひとつひとつ手づくりで丁寧に仕上げる敏孝さんの「さくら染め」は、東北の厳しい冬を乗り越えて咲く展勝地の桜の繊細な美しさと、やさしい色合いを見事に表現するこだわりの逸品。 先代(敏孝さんの父)は秋田県湯沢市の出身で、東京で江戸友禅の修行を積み、終戦を機に北上市へ。
使ったのは同じ染料液ですが、今回のは前回後8日間冷蔵保存した染料液です。
アルカリだと染まらないので中和してから染めるという情報と、中和すると色がにごるという情報• もちろん、それをそのまま使ってもキレイな色は出ません。
最初の抽出液は黄色の色素が入るので捨てる• こんな感じにします。
写真:小物干しをひっかけた糸を下ろし、全体を浸したところ。 鍋底についた液を見ると赤茶色でした。
そのまま取らずに放置しました。
桜餅を食べるくらいなら大丈夫だけれど、過剰摂取すると肝臓や腎臓によくない物質らしいので、途中から鍋にフタをすることにしました。
そろそろ春、桜染めのシーズンです。
結局、染液を濾すのに使っていた木綿が一番綺麗なピンクに染まっていました(笑)なので、濃染処理なし、媒染なし、重ね染めの方法で試して思った色が出ました。 でも、それではもったいない(笑) 展勝地のキレイな桜色を、いつも身近に楽しんでいただきたいので、どんどん使っていただきたいと思っています。
91液に浮いたカビを取り除き、ペットボトルへ詰め替え 桜染めの染液抽出のヒント 桜染めでは、いかに黄味・茶色を減らして、桜というイメージのピンク色にするかが課題です。 さくら染めテストの手順•。
沸騰後20分煮る。
詳細は、 (了) 岩手県北上市鍛治町1-9-10 Tel/0197-64-0843 営業時間/10:00~19:00 定休日/第2・第4月曜日. 布(綿、麻、絹など。
小さなお鍋でも小さな布を染めることは出来ます。
って方は多いと思います。
ポキッと気持ちよく折れるのは古い枝、しなっとして折れにくく、枝の芯が薄緑色なのが新しい枝です。
手づくりなので手間暇ばかりかかって大変ですが、忙しい分、気がまぎれるし、何よりそれで世の中のお役に立てるならと思って」 そう言って笑顔を浮かべるのは敏孝さんの奥様で、きもの研究家でもある同店の女将・佐藤美津子さん。
布を入れてみると、新しい枝のほうがピンクがかっているのがわかります。
今年の展勝地の様子。 袋を作るのが面倒ならそのままで、別な容器にあけるときにざるで濾してください。 それは世の中の役に立つことはもちろんですが、北上市の着物文化を陰で支えてくれている縫子さんたちのためでもありました。
1どうやって染めるか考えて、お助け道具として洗濯用小物干しを使うことにしました。
この鍋、自宅で料理に使う鍋なので、洗うのが大変です。
桜染の媒染による色の違い. 引用元:「言葉の力」(著:大岡 信)• <桜ピンクの使い方>• 敏孝さんが「さくら染め」の作業をする工房は、お店に隣接。
絹の成分は蚕が体内で作り出す たんぱく質・フィブロインを主成分としています。